アフリカ・ガーナのスラム街「アグボグブロシー」から生まれた、奇跡のアートプロジェクト「BONBO STARS」。その初めてとなる単独展覧会が、東京・千代田区の「万世橋チューブ(マーチエキュート神田万世橋内)」で開催されています!会期は2025年4月26日から6月15日まで、入場はなんと無料!これは絶対に見逃せないイベントです。
「BONBO STARS」ってなに?──世界最大の電子廃棄物地帯から生まれた希望の光
活動の舞台は、世界中の電子ゴミが集まるアフリカ・ガーナのスラム街、アグボグブロシー。ここで美術家・長坂真護さんが、廃棄物を使ったアート制作をスタート。現地に文化施設「MAGO E-WASTE MUSEUM」を建設したことがきっかけで、地元の若者たちがアートに触れ、自らの才能に目覚めたのが「BONBO STARS」のはじまりです。
ちなみに、“BONBO”とは現地の言葉で「幸福な・幸あれ」という意味。まさに希望を託した名前ですね!
プロジェクトのしくみもすごい!──アートで未来を切り拓く
「BONBO STARS」では、若者たちの作品が日本をはじめとする先進国で販売され、売上の10%が作家本人に直接還元されます。これまでに販売された作品は200点以上!その収益で家を建てたり、学費に充てたりと、スラム街の若者たちが自ら未来を切り拓き始めています。
残りの収益も、現地のギャラリー運営や画材購入に使われていて、持続可能なサイクルがしっかりと回っているんです。
展覧会の見どころ!──リアルな成長ストーリーをアートで感じる
今回の展覧会では、12名のアーティストによる約50点の作品を展示。初期のころから活動してきたメンバーの作品も並び、彼らの成長や変化をリアルに感じることができます。
また、アグボグブロシーの現状を伝える映像や、各アーティストのプロフィールパネルも設置され、アートを通して社会問題に向き合うきっかけにもなりそう。作品の背景を知ることで、より一層心に響く体験ができるはずです!
イベント概要まとめ
- 名称: BONBO STARS展 ― From the Slum to the World
- 会期: 2025年4月26日(土)〜6月15日(日)
- 会場: 万世橋チューブ(マーチエキュート神田万世橋 S1)
- 住所: 東京都千代田区神田須田町1丁目25番地4
- 時間: 11:00〜20:00(入場無料)
- 休館日: 5月7日、6月2日
- アクセスはこちら
- 特設サイトはこちら
あなたも、世界のスラム街から生まれた本物のアートに触れてみませんか?未来へつながる希望の力を、きっと感じられるはずです。