最も閲覧数が多い人気のコンテンツ「アクセスランキング」

佐賀県|高校生が挑む!唐津ミツバチプロジェクト2025が生む未来の里山と国際交流の可能性

スポンサーリンク
ビジネス・マネー

高校生と地域住民がつながり挑戦する、本格的な養蜂活動が再始動!

昨年、佐賀県立唐津南高校の生徒と相知町横枕区の住民が手を取り合いスタートした『唐津ミツバチプロジェクト』が、2025年度も新たな展開を迎えています。このプロジェクトは、自然共生サイト(OECM登録地)である横枕地区を舞台に、日本在来種のニホンミツバチの飼育に取り組む画期的な試みです。

昨年度は、初の採蜜に成功!生徒たちが地域住民から飼育技術を学び、協力しながら難易度の高いニホンミツバチの飼育に挑戦。蜜蜂の受粉による自然界への貢献を実感し、環境保全への理解を深めることができました。

「ミツバチがいなくなると人類は4年で滅亡する?」アインシュタインの言葉を実感

「もしも地球上からミツバチが消えたなら、人類は4年で滅亡する」——この有名なアインシュタインの言葉を背景に、ミツバチの重要性を学び体感する教育活動がプロジェクトの根幹にあります。

生徒たちは採れたハチミツを使って、地域の子どもたちと一緒にお菓子づくりも体験。まさに“地域ぐるみ”の交流が自然な形で生まれているのです。

今年度は「5群」のニホンミツバチ飼育へ本格始動

2025年度は、昨年の成果を踏まえてさらに一歩前進。ニホンミツバチ5群の飼育にチャレンジし、採れた蜂蜜を『自然共生サイト・横枕産ハチミツ』として商品化する計画も進んでいます。

この商品開発には高校生自身が参加し、企画から販売、マーケティングまでを担います。単なる環境教育にとどまらず、地域経済の活性化や地元ブランド創出へとつなげていく取り組みは、大人顔負けの実践的学習です。

国境を越える協力:フランスからのボランティア参加

今年度の新しい試みとして、国際的な環境団体ERC(Eco Restoration Communities)からフランス人ボランティア2名が参加。横枕地区を訪れた彼らは、高校生たちと共に里山保全活動や文化交流を行っています。

外国人が訪れるのはこの地域では初めてのこと。彼らが加わることで、活動がグローバルな広がりを持ち始め、地域に新しい風を吹き込んでいます。

「ツーリズム(tour-ism)」という新しい観光のかたち

本プロジェクトでは、「観光(tour)」に「意義(ism)」を加えた、新しい概念“ツーリズム”がキーワードになっています。単なる見学や体験ではなく、生物多様性の保全と持続可能な地域づくりという理念を含んだ活動として、共感する仲間を全国・世界から募っています。

観光客として訪れるだけでなく、自然と人との共生に関わりたい人たちにとって、まさに“生きたフィールド”となっているのです。

まとめ:未来へつながる唐津の挑戦に注目!

『唐津ミツバチプロジェクト2025』は、高校生が主役となって地域と世界をつなぐユニークな活動。自然環境の保全だけでなく、地域文化の継承や国際交流、さらにはビジネス体験まで、幅広い学びが凝縮されたプロジェクトです。

地域に根ざしながら、地球規模の課題に挑む若者たちの姿に、これからの時代を切り拓くヒントが詰まっています。ぜひ今後の展開にもご注目を!

詳細・プロジェクト情報は公式サイトへ:
https://karatsu-f-f.com/30by30.html

タイトルとURLをコピーしました