皮革ファン、ファッション業界、そしてサステナブルなモノづくりに関心のある皆さんに朗報です!2025年5月22日(木)・23日(金)、日本最大級の革と皮革関連資材の展示会「第109回東京レザーフェア(TLF)」が、東京都台東区・都立産業貿易センター台東館にて開催されます。
革製品は「サステナブル」な選択肢!その魅力とは?
革という素材は、実は食肉用動物の副産物。つまり、お肉をいただく過程で自然と生まれる素材なのです。革の有効活用は資源のムダを防ぐだけでなく、焼却や埋立による環境負荷も軽減。「環境にやさしい素材」として世界でも再評価されています。
第109回東京レザーフェアの見どころ
- 最新のレザートレンドをリアルに体感!
- 日本のタンナーや革問屋が渾身の一点を展示
- 世界最大の皮革見本市「リネアペッレ」の最新マテリアルも登場!
- 高校生も参加できる「革のデザインコンテスト」開催
注目企画①:2026年春夏のレザートレンドがここに!
4F〜7Fの各会場では、2026年春夏に向けた素材提案を「TLFトレンドセレクション」として展開。触れて・見て・体感できる展示ブースに加え、11:00からの「トレンドセレクション・ガイダンス」では、色や質感のポイントをわかりやすく紹介。プロから学生まで、感性を磨く絶好の機会です。
注目企画②:世界の目が注ぐリネアペッレとの連携
イタリア・ミラノで開催される皮革見本市「リネアペッレ」のトレンド総責任者アントネッラ・ベルタニン氏によるセミナー(5月22日14:00〜15:30)は必聴!さらに、23日にはファッションジャーナリスト日置千弓氏が2026年のレザートレンドを読み解きます。
注目企画③:「極めのいち素材」コンテストで職人技に触れる
タンナーや革問屋が持つ最高の一点を競う「極めのいち素材」コーナーも必見。前回の入賞素材も展示され、職人たちの情熱と技術が間近に感じられます。
未来を創る若きデザイナーの登竜門「第15回 革のデザインコンテスト2025」
ファッション・インテリア・雑貨といった幅広いカテゴリで革の可能性を探る本コンテストは、プロダクト部門とクリエイティブ部門の2部門構成。高校生以下が対象のユース・クリエイターズ賞も設置されており、未来のクリエイターにとっても夢の舞台となります。
しかも、最優秀・優秀作品はイタリア「リネアペッレ」で展示されるチャンスも!6月1日〜30日まで募集されているので、ぜひ挑戦してみてください。
アクセス・参加方法
- 日時:2025年5月22日(木) 9:00~17:00、23日(金) 9:00~16:00
- 会場:都立産業貿易センター台東館(東京都台東区花川戸2-6-5)
- 入場:要事前登録制(申込フォーム)
革の魅力をもっと知りたいあなたへ
「革=贅沢品」というイメージがあるかもしれませんが、実は地球にやさしいサステナブル素材。普段の生活に革を取り入れることで、環境にもやさしい選択ができるんです。展示会ではその背景にある技術や想いも学べますよ。
環境に配慮した素材選びが重要視されるいま、革の魅力と可能性をリアルに体感できるチャンスです。東京レザーフェア、ぜひ足を運んでみてください!