和歌山発、“いのち”と向き合う芸術体験が万博を横断！空海の祈り×曼荼羅×科学が融合した《いのち展》が始動

2025年の大阪・関西万博で、見逃せないアートプロジェクトがスタートします。それが、《いのち展──存在のはじまりへ》。和歌山ゾーンから始まり、ジャパンデーやEXPOホールへと展開される、命そのものに迫る、壮大なアートの旅です。

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“曼荼羅 × 科学 × 祈り”が描く、存在の原点

《いのち展》は、空海ゆかりの地・和歌山を起点に、宇宙・生命・精神性をテーマに掲げる芸術プロジェクト。アーティストユニット「Feel&Sense」（橋本昌彦・橋本さやか）が手がける本作は、曼荼羅アートと科学写真、そして“祈り”が三位一体となった現代曼荼羅を提示します。

展示されるのは、空海直筆と伝わる梵字、胎蔵界曼荼羅に描かれた仏たちの姿、そして生命の誕生を捉えたスウェーデンの科学写真家レナート・ニルソンによる受精卵の実写写真。科学と精神性が交差し、まさに“いのちの神秘”を五感で感じる展示になっています。

この展覧会は、2025年5月6日（火）より大阪・関西万博関西パビリオンの「和歌山ゾーン」にて一般公開。空海の教えとともに、人間存在の原点へと立ち返るような体験ができる空間です。

その後も展示は止まりません。以下のように横断的な展開が予定されています。

さらに注目すべきは、9月に開催される音楽舞台イベント「LIFE®︎いのち with スーパーキッズ・オーケストラ」との連携です。

このイベントでは、アート映像作品《LIFEいのち》と、世界的指揮者・佐渡裕氏が率いるスーパーキッズ・オーケストラが共演。音楽とアート、いのちがひとつになる特別な舞台が創出されます。本展の作品も特別展示として登場し、まさに感覚を震わせる一日になるでしょう。

詳細はこちらの公式サイトでも確認できます：https://www.life-planetarium.com/2025-9-27expo

今回の企画を主催するのは「ARTとSATORI」実行委員会。彼らの掲げるコンセプトは、「場」と「作品」、そして「観る者」の三つの共鳴が生む、その瞬間の“空間”をARTと捉えること。単に鑑賞するだけではなく、“体験するアート”を追求しています。

見えるものの奥にある、“存在の本質”を可視化する。それが、いのち展の核心です。

ただのアート展示ではなく、科学と仏教美術、音楽と身体感覚が融合する新しい体験型展覧会。人生の原点を見つめ直すような時間を、ぜひ万博で体感してみてください。

和歌山ゾーンから始まるこの展示は、あなたの感性にそっと語りかけてくれるはずです。