日本最古の音楽芸術「雅楽」に触れられる貴重な機会が、2025年5月24日(土)に東京都荒川区の日暮里サニーホールで開催されます。主催は、伝統雅楽の継承と魅力の発信に取り組む雅楽演奏団体「雅楽下熊健」。タイトルは『雅楽千年の伝統 三』。まさに、千年の時を超えて現代に蘇る音の芸術です。
三種の笛が織りなす、古代の音風景
本公演では、特別客演として笛方・小山貴紀氏を迎え、雅楽に欠かせない三種の笛──龍笛・高麗笛・神楽笛──それぞれの魅力を体感できるプログラムが用意されています。
小山氏の演奏は、単なる技巧を超え、一音一音に心を宿すような深い表現力が特徴です。まるで風が古代から吹き抜けるような、その美しい音色は、会場の空気を震わせ、観客の心にそっと染み入ることでしょう。
演奏予定曲にも注目!
今回の演奏曲は、雅楽の中でも特に人気の高い名曲ばかり。たとえば、「越殿楽」は平安時代の宴で好まれた華やかな旋律で、初心者にも馴染みやすい一曲です。また、「五常楽急」や「陪臚」など、儀式的な荘厳さと美しさを感じられる演目も並びます。
古典曲の重厚な世界に触れることで、日本の精神文化の根幹に迫るひとときになるはずです。
演奏者陣にも注目
公演を支えるのは、主催団体「雅楽下熊健」のメンバー──下宮弘聖氏、熊井戸啓貴氏、岡庭健氏。さらに、客演の小山氏に加え、助演として佐藤愛美氏も登場。若手実力派が一堂に会し、雅楽の真髄を現代に届けます。
公演概要
- 公演名:雅楽千年の伝統 三
- 開催日時:2025年5月24日(土)14:00開演(13:15開場)
- 会場:日暮里サニーホール コンサートサロン
(東京都荒川区東日暮里5丁目50−5 アートホテルラングウッド 4階) - チケット:全席自由 4,000円(税込)
チケットの申し込みは以下のGoogleフォームから可能です。
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お問い合わせ
- メール:shimokumatakeru@gmail.com
- Twitter:https://twitter.com/tsk_hsf
さいごに:雅楽の未来へ、今、耳を澄ます
「雅楽は難しそう」「堅苦しそう」──そんなイメージを持っている方にこそ、ぜひ訪れてほしい本公演。本物の雅楽に触れることで、日本文化の奥深さや心の豊かさに気づかされるはずです。
一度限りの特別な体験、どうぞお見逃しなく。